FB's長野・安武敬明、読売新聞『しなの人もよう』で紹介される

FB's長野の安武敬明さんが、2003年11月20日、読売新聞長野地方版の『しなの人もよう』で紹介されました。安武さんがFB'sの活動に取り組み始めたきっかけと、現在までのFB's長野の活動経緯を記者さんが丁寧に紹介してくださっています。
私たちFB'sの活動が正当に評価され、このように大手新聞紙上で採り上げられことはとても喜ばしいことですね。

(報告者:FB's Society 佐藤 元章)


<以下、記事より抜粋>
『しなの人もよう』
 ルアー釣りの対象魚として高い人気を誇りながら、生態系への影響から問題視されている北米原産のブラックバス。バス釣りの社会的地位向上のため、昨年五月に結成された釣り人団体の支部代表として、県に政策を提言し、釣り場のごみ拾いイベントを開いてきた。
 建設会社に勤務する傍ら、週末、釣り場に繰り出す「普通の釣り好き」だった。転機が訪れたのは昨年二月。須坂市の千曲川に釣りに行った際、バス駆除を進める地元漁協の組合員から激しく非難された。「自分は楽しみで釣りをしているだけだったが、一般の人に迷惑になっていることに気付かされた」という。
 その一方で、自分が釣りをする場所でバスが次々と駆除されていく現状に我慢できなかった。「駆除したい漁協の立場と魚を愛する釣り人の立場を両立する方法はないか」。仕事の合間を縫い、県や漁協に捕獲されたバスを公認釣り場へ生きたまま移送するよう働きかける運動を開始。運動自体は、県の規則が壁となって実現できなかったが、インターネットで知り合った全国の仲間十数人が中心となり、「バス釣りを健全な形で後世に残そう」と会を設立した。
 今春、県内水面漁場管理委員会が再放流禁止を決定した後で、県が延期を決めた騒動の際には、禁止反対の署名を集めた。「バス擁護派」としての活動ばかりが目立つが、「釣り人の意識向上こそが会の本当の目的」という。会の活動の主軸に釣り場のごみ拾いを据えるのも「逆風の中でバス釣りを楽しむ環境を残すためには、釣り場を抱える地域と良好な関係の構築が必要」という信念があるからだ。
 来年は、ソウギョの放流で水草類が激減した野尻湖(信濃町)で、地元漁協と共同でアシを湖の周りに植裁するほか、異臭に苦情の多い死魚を回収する機会を設けるなどの計画を立てている。「この素晴らしい釣りを健全な形で次世代に残したい」と純粋に願う。(宮本 清史)