小山田池53Pick Up! 春の陣レポート

2003年4月13日、小山田池では初めてとなる53PICK UP! が開催されました!
当日は天気も良く、絶好のゴミ拾い日和!気温の上昇に伴い、参加者のみなさんのテンションも急上昇です!

初めての開催地という事なので、ここでちょっと「小山田池」のご紹介をします。
小山田池は長野市の山間部にある農業用貯水池です。
バス釣りの歴史は古く、地元バサーの登竜門的存在の池です。
周囲は約1kmほどのこじんまりとした池なのですが、堰堤あり、倒木あり、オーバーハングありと変化に富み、数ヶ所あるインレットのお陰で水質もステインがかったクリアウォーターの好フィールドです。
また、池の周囲には足場の良い所が幾つかあり、マイボートやフローターでも楽しむ事が出来ます。

このような素敵な小山田池なのですが、昨年の夏、ピンチが訪れました。
一部の心無い釣り人のマナー問題が原因で釣り禁止になってしまいそうになったのです。
小山田池を管理している小山田溜池水利組合の組合長様に謝罪&今後の対策を伝え、なんとか釣り禁止は回避する事ができました。(詳しくはFB's Societyサイトの小山田池レポートをご覧下さい)

上記のような問題を抱えてはいますが、釣りに理解を示してくれた組合長様のご好意に誠意を持って応えたい!マナーの向上をうったえたい!そして、フィールド&バスに感謝したい!という気持ちで53PICK UP! を開催しました。

今回は午前中に「バーブレスおかっぱり釣り大会」を、午後に清掃活動をしました。
小山田池は駐車スペースがほとんど無い為、近くの野球場の駐車場を借り、そこを集合場所としました。
みなさんのご協力を頂き現地に駐車する車の台数を極力減らすように努力しました。

午前中、イベントとして「バーブレスおかっぱり釣り大会」を行いました。
26名のみなさんに参加して頂きました。

ルールは、
・ バーブレスフックを使って釣ってもらい、キャッチしたら各自で体長を計測してリリース。
・ 帰着申告時に最大魚の寸法を自己申告。
としました。

釣り大会はトーナメントとは違い、和やかなムードの中、スタートしました。
足早に狙ったポイントに移動する者あり、仲間と談笑しながらのんびりと楽しむ者あり、といった感じでした。
しかし、小さな池にこれだけの人数が集まるとプレッシャーもかなりのものです。河口湖並?いや、それ以上でしょうか!?
みなさん「釣れない!」「シブイっす!」と苦戦している模様でした。

終わってみればなんと、バスをキャッチ出来たのはたったの2名でした!
「ギルなら釣った」という方が4名と、ちょっと寂しい結果になってしまいました。
しかし、みんなで楽しく釣りが出来たと言う事で良しとしましょう!

お昼休みをはさみ、いよいよ53PICK UP!清掃活動です。
釣り大会参加者を含め、37名のみなさんに参加して頂きました。
まずはじめに、小山田溜池水利組合の中村組合長様から釣りをするにあたっての注意事項、お願い等のお話を頂きました。
また、5月3日には小山田池にて恒例行事の「池祭り」が午前中に行われ、大勢の方々が池に訪れる事になっているので、その日の午前中は釣りを控えて欲しいといったお願いもありました。(釣行を予定されている皆様、ご協力お願い致します。また、お友達にも教えてあげてください。)

その後、ゴミの分別方法、時間等を説明し清掃活動を開始しました。
ゴミの状況は、釣り人のゴミ(特にライン屑)はもちろん、一般ゴミや不法投棄のゴミも目立ちました。
ソファーや、テレビ、タイヤ等の大物も出てきました。
SUN'S CLUB様よりボートを2艇出して頂き、水上からもゴミを拾うことが出来ました。

釣りシーズンに入ったばかりなので、それほどゴミの量はないだろうと予測していましたが、それでも1時間半程度の清掃で軽トラック2台分はあろうかというゴミが集まりました。

今回は池が満水状態だったのですが、これで農盛期を迎え減水すれば、もっと多くのゴミが顔を出すと思われます。
今回集められたゴミはアウトドアステーション・VANVAN様が処理を引き受けてくれました。
ご協力有難う御座いました。

清掃活動終了後はCK SHOP様より頂いた飲み物で喉を潤しながら、釣り大会表彰式、ジャンケン大会、オークションで盛り上がりました。
釣り大会表彰式では優勝、準優勝の他に、ギル賞も設けられ賞品が手渡されました。
オークションでは思わぬレアモノも飛び出し、高校生もおじさんも、むきになって競り合ってました。
(尚、このオークションでの収益は、長野県の釣り場環境向上のために利用させて頂きます。 )

締めは、「小山田池マナーブック」のお披露目です。

この「小山田池マナーブック」はFB's Society、日本釣振興会長野県支部を中心に、バサーみんなで作った物です。

内容は「ゴミは必ず持ち帰りましょう」「迷惑駐車はやめましょう」「池を管理する為の施設や設備には絶対に触れないようにしましょう」「安全に釣りを楽しむように心がけましょう」の4原則を中心に、健全なフィールド作りのための注意点が細かく、そして詳しく示されています。
また、多くの皆様に愛されるように、特別付録として「小山田池攻略ガイド」も添付されています。

このマナーブックと共に、バサー、フィールドが成長することを祈っています。

皆様のご協力により第1回53PICK UP! In 小山田池は大成功のうち幕を閉じました。
協賛して下さった、アウトドアステーション・VANVAN様、SUN'S CLUB様、CK SHOP様、らんかぁ倶楽部様、スミス様、SHIMANO様、コーエープラス様、有難う御座いました。

スタッフとしてお手伝いして下さった、FB's Societyの皆様、Team Brown Bullet の皆様、お疲れ様でした。有難う御座いました。

そして、小山田池に素晴らしい機会を与えて下さった、W.B.S様、本当に有難う御座いました。

素敵な出会いをくれた、バス&フィールドに感謝です!!

FB's Society長野県支部メンバー 柴田 幸広


参加者の声
●ビッグバドさん
釣人の出したゴミもさることながら、むしろ不法投棄された一般のゴミの多いこと。
小山田池までの路肩に不法投棄に関する注意の看板が多い事に納得。
ゴミ回収後の池の全景の心地よさはいいものでした。
そんな気持ちよいフィールドが当たり前になり53pickupが終焉を迎える日が1日でも早く来るようにガンバロウ!


●山崎 秀幸さん
今年から「53 PICK UP!」に参加させていただいています。
昔よりゴミ減ったな〜と思っていたけど、終わってみると思ったよりゴミが多くて少し驚きました。
空き缶にペットボトルにビニール袋、ラインにワームなどなど…。
このほとんどが釣り人のだしたゴミだとすれば(ラインやワームは明らかに釣り人だけど)少しがっかりです。
でも53 PICK UP!の参加者やこの活動を見た人達から少しでも「水辺をきれいにしたい」「ゴミを捨てない」という気持ちが広がってくれればいいな〜と思います。
長野県も「外来魚キャッチ&リリース禁止」の問題で揺れていますが、バス釣りを守る為だけでなく(もちろんリリ禁絶対反対!)、水辺を訪れる人達みんなが気持ち良く過ごせるように、これからも「53 PICK UP!」に参加していこうと思います。
あと感じた事は、みんなでやってるからかも知れないけど「ゴミ拾いも楽しい」って事ですね。



"The Future of Bassing" presented by FB's Society / since May 21, 2002