2002年2月24日(土)
長野県「外来魚問題公開討論会」レポート

 去る平成14年8月3日土曜日、長野県主催の「外来魚問題公開討論会」が諏訪市文化センターホールにて開催され、長野県の各漁業組合関係者、バサーなど県民約300人ほどが集まりました。
 この討論会の趣旨は、「近年、違法放流等によりブラックバス等外来魚の生息域が拡大しており、漁業被害や生態系の攪乱が生じている。外来魚の駆除を実施している水域がある一方で、積極的な利用推進を求める要望もある。そこで漁業や地域の生態系保全のために、漁業者、遊漁者のみならず、幅広い参加者を交えた意見交換会を開催し、外来魚の今後のあり方を検討する。」というもの(当日会場にて配布の資料から抜粋)。パネルディスカッションでは、コーディネーターの沖野外輝夫氏(信州大学名誉教授)が公平な進行に務められ、様々な立場から外来魚問題に対するパネリストそれぞれの意見が述べられ、会場からも多数の発言があり、活発な意見交換が行われました。
 討論会のプログラムと講師、コーディネーター、パネリストの方々を以下にご紹介した後、会の内容についてご紹介してまいります。

レポート作成:FB's Society  真嶋 茂 
 佐藤 元章


【プログラム】
開会、あいさつ、趣旨説明


●講演「故郷の自然環境における外来魚の諸問題」
講師:東京大学海洋研究所 助手  立川 賢一(たてかわ けんいち)
 1944年愛媛県に生まれる。1969年東京大学海洋研究所に採用され、現在に至る。専門分野は、水産資源学および水域生態学。主な著書に、「日本の淡水魚(共著、山と渓谷社)」「海洋環境破壊が深刻化(共著、東京教育情報センター)」等多数。

 

 

 


【パネルディスカッション】
テーマ「ブラックバス等外来魚の今後のあり方について」

●コーディネーター
信州大学名誉教授  沖野外輝夫(おきの ときお)
 1937年東京に生まれる。理学博士。信州大学理学部附属諏訪臨湖実験所長、信州大学理学部長を歴任し、2002年同大学を退官。現在、信州大学名誉教授。専門分野は、生態学、陸水学、環境科学。

 

 

 

●パネリスト
諏訪湖漁業協同組合 組合長  中澤 章
 1934年長野県諏訪市に生まれる。諏訪湖漁業協同組合専務理事を経て、2002年から諏訪湖漁業協同組合代表理事組合長。株式会社みなと代表取締役。








山中湖漁業協同組合 組合長  羽田 一三
 1941年山梨県に生まれる。1973年羽田精密(株)設立。現在、山中湖漁業協同組合代表理事組合長。









財団法人日本釣振興会 外来魚対策検討委員  真嶋 茂
 1958年長野県岡谷市に生まれる。財団法人日本釣振興会外来魚対策検討委員。1987年(有)らんかぁ倶楽部を開業。現在、NBC日本バスクラブチャプター長野会長、NBC日本バスクラブ中部北陸甲信越ブロック長。








NPO「信州いわなの学校」代表  古川 和広
 1962年東京都で生まれる。小県郡武石村で遊漁や内水面の養殖等を体験できる施設の運営を行う一方で、水辺の環境保全、子供の健全育成等を図る活動を行っている。現在、NPO「信州いわなの学校」代表。








山梨県水産技術センター忍野支所 支所長  桐生 透
 1948年新潟県に生まれる。山梨県水産技術センターを経て、現在、同センター忍野支所所長。専門分野は、アユの種苗生産技術研究、河川湖沼の増殖研究。








東京大学海洋研究所 助手  立川 賢一
(既出のため省略)

"The Future of Bassing" presented by FB's Society / since May 21, 2002