2002年5月、私たちFB's Societyはインターネット上で活動を開始しました。
『The Future of Bassing(バスフィッシングの未来)』を合い言葉に集まった仲間たち(Society)。その頭文字からFB's Societyと命名した意図は、自立したバスアングラーひとりひとりが力を合わせ、これからの釣りを考え、未来に向かって大きなムーブメントを作り上げられればという願いからでした。

私たちが集まったきっかけは、ある勉強会でした。
2001年5月から、東京水産大学水口憲哉助教授の教室で「バス問題の全て」という連続公開講座が行われました。水口助教授の意見発表に始まり、釣り人に関わる法令、生物学的な見地からブラックバスの存在に警鐘を鳴らす研究者の意見、釣魚管理という立場で現場を管理されている方からの実情の発表など、様々な視点からバス問題が討論されました。

そして、最終回に円卓会議が催され、水口助教授から以下のような提案がありました。
従来から議論されていたような全国一律にバス公認釣り場を増設しようとか、その逆にブラックバスの駆除を決めていくのではなく、各地の水体ごとに、そこに関わる様々な立場の人々と話し合い、ブラックバスを有効利用するのか、あるいは排除するのか意見調整を行う。このような話し合いが全国各地で行われれば、結果的にブラックバスは棲み分けされる・・・
これが、水口助教授が考える「ブラックバスがゾーニングされた状況」であり、公開講座から導かれた結論だったのですが、この考えの実現を目指し、各地のバスアングラーが地元も方々と一緒にブラックバス有効利用のコンセンサスを作り上げるため、情報交換のネットワークを構築することが必要である。この考えは、その場で「バスフィッシング未来派宣言」と名付けられ、公開講座は終了したのです。
私たちは、さっそくウェブ上に会議室を立ち上げ、その可能性について議論を続け、FB's Societyとして産声を上げるに至ったのです。

しかし、時の女神の悪戯か、サイト公開の直後に滋賀県で所謂「リリース禁止条例案」が議会に提出され、その釣り人の権利を無視した不条理に、どのようにして対処すべきか翻弄されている間に、長野、秋田へとリリース禁止は飛び火し、私たちは設立当初のコンセプトとはかけ離れたところで活動を余儀なくされてきました。
現在ではもう一度原点に立ち返り、より良いバスフィッシングの未来を考え直してみたいと思っています。

この素晴らしい趣味を続けたい。健全に堂々と(バスフィッシングの維持)、そして、次世代にも引き継いでもらうためには何をなすべきなのか。
そんな誰しもが抱いている気持ちに対して、その答えを導くためのヒントが見つけられる場所。そして、同じ目的を持つ仲間たちが集う場所。これがFB's Societyの目指す姿だと考えています。

一緒に見つけませんか? 私たちの『The Future of Bassing』を。