やっさんの愛羅撫野尻よろしく哀愁
ハーイ!ようこそ、やすたけワールドへ!(どっかであったよな・・・爆)
このページは長野を中心にした日々の出来事や
野尻湖での僕の釣行記などモロモロ、ご覧頂いている皆様に
提供しちゃったりなんかしちゃったりするコーナーです。
今後ともごひいきに、よろしく哀愁!!


 第15話 バス問題が提起したもの2005.4.7
バス問題という話ですが、バス問題という言い方は
抵抗のある方も、本当はいらっしゃるのかと思うのですけれども、
一般的にそういうように言われているということで
ご了承頂きたいと思います。
ここ数年のブラックバスをめぐる議論というものは、
ここに括弧書きで書かれているような展開をしてきているんですけれども、
これがまさに典型で、漁業だとか、
資源だとかというようなことは、要素としては、もちろん入っているのですが、
いわゆる、水産的な視点とはちょっと違う所で釣りだとか釣り人だとかが、
問い掛けを受けているということだと思います。
その結果として、釣り人や釣り関係業界の人たちが認識したことは、2つあると考えています。
ひとつはレジャーである釣りも
社会の動向とは無関係ではいられないということです。
もうひとつは、冒頭でキーワードといいましたが、
釣りが野生生物の利用という行為である以上は、そこに起因する
議論から逃れることはできないということです。
要するに、「これ、釣りの話しだからいいじゃん!」
とか、「俺は釣りがしたいだけ!」というような話は
通用しなくなったということです。多分、皆さんの中にも
実際にそんな感じがしている方はいらっしゃると思うのですけど。
で、まあ特定外来生物に指定するかどうか?というところで、
現在、大詰めを迎えているわけなのですけれど…。
ただし、このバス問題ですが、実はブラックバスだけに
とどまっていないということがこの話しの嫌らしいところでもあるのです。

 第14話 釣りをめぐる最近のトピック2005.4.7
次に【釣りをめぐる状況】というお話しなのですけれど、
最近のトピックとしてですね、2つあげておきます。
簡単に説明させて頂きたいと思いますけど、
水産的視点ということで水産の方からどうみているか?
という話しをこれまで、ずっとしてきたのですけれども、
ここに挙げたふたつはそうゆうものではなくて、
共通しているのは、そういった視点以外から論じられて
いるということなのですね。そこが特徴です。

 第13話 釣人専門官が中心になって進める取り組み2005.4.6
折角ですので、もう少しこのポストについて
宣伝させて頂きます。
いまのは(12話)コンセプトなので、
もう少し具体的にお話しさせて頂くとして、
何をやって行くのかということをここに書いてあるのですが、
(※画像13参照)ひとつは情報収集ということで、
やはり、現場あってのことですから、そこをしっかりと
押さえておきたいということです。
また、収集するだけではなくて、皆さんに
知って頂きたいということも当然、水産庁としてあるので、
情報を発信するということも、情報収集の中に含まれると
思って頂ければ有り難いと思います。
それから、もうひとつはルールやマナーについての啓発ですね。
ただ、ルールは先程、言ったように法制度があるので別としても、
マナーという話は道徳とか人の道みたいなことなので、
役所に言われてやるようなものではないと個人的には
思うのですが、そうは言ってもマナーの問題というのはあるんですよね。
まぁ、ルールの方を中心にして、釣りにはルールやマナーがあるんだと、
いうようなことを知ってもらいたい、それを積極的に啓発して行くんだ、
ということですね。
それから、3番目の関係組織の連絡調整という話は、
実は釣りに関係している仕事をしている人達というのは行政をはじめとして
結構いるんですよね、水産庁に限らず、いろいろな形で他の中央官庁も
関係しているのですけれども、残念ながら今は、そこの連携というのは
ほとんど無いんですよね。
もちろん中央官庁だけではなくて、水産庁と
都道府県の関係もありますけれども、都道府県だって水産課だけではなくて、
いろいろ関係がするところがあるんですよね。
それから大学の話しもあるし、関係業界という話もありますし、
いろいろな関係者がいて、少し中長期的な話に
なってしまうのですけれども、こういった関係する人達とも連絡調整を
密にしてやっていくことが必要ではないか、ということです。
ただし、みんな自分にメリットがないと思ったら
付き合ってくれないんですよね。
水産庁がこれから、釣り一生懸命やりますから!
って言っていくら声掛けたって、中央官庁、
霞ヶ関の世界なんて特にそうだと思いますけど、自分のところに何かしら
メリットがあると思わなければ、
全く付き合ってくれません。それは、釣りの話しだけではなく
何でもそうだと思うのですけれども、だから出来るだけ釣りと
関わってくれれば、みんなにメリットがあるような形でまとめていく
というような事を少し、いまここで具体的な腹案が
ある訳ではないのですが、考えて行かなくてはいけないのではないか?
ということです。
それから、何度も繰り返しているように【制度】という話が
真剣に釣りを考え始めて行けば絶対に出てくると思っているので、
そこを少し検討していくということがあります。
釣りの制度というとよく外国の話が出てくるのですけど、
その調査などもぼちぼち着手してますので、そうした外国の
制度なんかも参考にしながらですね、これから日本でどういう遊漁の
制度がいるのか?いらないのか?ということから先ず、
始まるのかと思うのですけれども、その辺も含めて検討していくのだ
というようなことだと思います。
矢印(→)で書きましたけど、これらを通じて何を目指すかというと、
こんなことです。
認知度アップ、釣り人というのは、まあ、行政側からみると
施策の対象として、あまり認知されていないのですよね。
これらは追々また後でお話ししますけど、地位向上なんかも含めて、
そんな話があるということを少し頭に置いて頂きたいと思います。
で、【釣りと行政】というお話しはこれで終わります。

 第12話 近年における遊漁関連施策2005.4.3
いろいろとあるのですが、3つあげてみました(※画像12参照)
ひとつは遊漁船業法という釣り船の法律ですけれども、
15年の4月から登録制になって、先程、サービス業が…
という話をしましたが、サービス業として健全に発展して
欲しいというような事で、規制を強化したのです。
この規制緩和のご時世に珍しく、
登録制度をひいて規制を強化しているのですけど、事故対策とか
トラブルの防止というようなことで、お客さんに安心して
釣り船に乗って貰おうといった考え方での改正ですね。
それから、真ん中にあるのが遊漁と漁業との調整について、
という水産庁長官通知です。
水産庁から県知事あてですけれども、都道府県の方にですね、
こんなこと考えて頂けませんか?と言うような事を公文で
出しています。内容としては、2つ大きな項目があって、
ひとつは遊漁と漁業との調整についての基本的姿勢ですね、
調整というのは恐らく何だか解らないと思うのですが、
漁業法には調整という言葉が良く出てきて、
水産庁も調整という言葉が非常に好きです。
トラブル処理だとかも含めて関係者が話し合いをして秩序を
作ったりすることを調整というのですけれども、基本的に仲良く
やって下さいっていうような
ことを言ってきた歴史があって、ここの遊漁と漁業との調整に
ついての基本的姿勢というのも、仲良くやって貰えるように
都道府県の方で頑張って下さい、というようなことが書いてあります。
それから、もうひとつは遊漁に関する規制措置の見直しという
ことなのですけれども、これも基本的には海の話なので、
長野県ではあまり合わないのですが、海の方では
いくつか釣りに関する規制というものがあって、
ひとつはコマセ釣りの話です。
だいぶ変ってはきているのですけれども、
全国の都道府県の中で10数県は釣り人がまき餌を使って
釣りをしてはいかん、という規則があって、
これはどこで誰がやってもダメということになっていて、
防波堤で子供がサビキ釣りやろうとまき餌を撒くと
調整規則違反というような話になっています。じゃあ捕まえるか!
というと、過去にまき餌の関係で捕まった人はほとんど
いなくて、行政としても取り締まりはやっていない、という実態があります。
これは規制のあり方としておかしいのではないかということが、
この通知に書いてあります。ただし、どこでも解禁にして
釣り人にまき餌をさせろ!というようなことではなくて、
コアな所ってあると思うんですよね。だから、そこは、漁業者のサイドから、
ここではまき餌をやめて欲しいという意見も出るのが当然であって、釣り人の方も
どこでも撒きたい、と言っている訳ではないので、そこを上手く
現場実態に合わせて、というか現状を見直してコアな所を決めて、
そこを禁止にすれば、そこで取締りをやることも可能になるのです。
取締りは当然、税金を使ってやっていることです。効率性が問われている時代なので
どこでも禁止にしてしまうと、実態的には取締りが出来ませんので、
制度のあり方というか規制のあり方として少し考え直して頂けないでしょうか?
と、言うような話をしています。
それから、遊漁の規制のもうひとつとしてはトローリングの話で、
トローリングにいたっては10数県ではなくて全国ほとんどの県で釣り人が
トローリングをやることは禁止になっています。
合法的に釣り人ができるようになっているのは静岡県と長崎県と沖縄県だけで
あとの県ではトローリングは禁止です。
これも、調整規則によって禁止になっているということなのですが、
日本海などでは全く状況は違いますから、まき餌の話ほど一般性のあるどこでも
やっているものではないと思うのですけれども、それでもやはり、
ビルフィッシュトーナメントとかをやっている事例があることは事実なので、
これはどうなのか?という話が当然ある訳です。
その辺を含めて各都道府県では、遊漁に対する規制の見直しという検討を
してもらっています。中々遅々として進まない所もあるのですけど、
それはまさに調整といったことで現場がある話ですから、
そこに説明して解って貰うには時間がかかる場合もあるんですよね。
水産庁が右向け右!って言ってみんなに言う事を
聞かせる時代ではないので、今の話は助言という形になっています。
いろんな面で水産庁の方でも都道府県をサポートしながら、
現状に即して考えて行かないと、という事だと思います。
それから、もうひとつの関連施策が、私が就いているポストの
釣人専門官ということなのですが、
よく資格と間違われて、どうやったら釣人専門官になれるのか?
という照会があるのですが、これは資格ではなくて
ポストの名前、そういう職名になっているだけなんです。
だから、お前やれって言われて、任命されてやってるということで
夢がない話なんですけど…(笑)
ポストとしては、半年前に設置されたものです。
ここに書いてあるとおり、釣りに関する統一窓口として機能するということが
ウリです。今まで釣りの話をやっていなかった訳ではなく、
水産庁としていろんな形で関わってきたんですけど、
それぞれの担当部署がやっていたので、例えば文句のある釣り人が水産庁に電話を
掛けてきても、どんな釣りをされますか?というところから先ず質問されて、
船釣りです。サーフで投げ釣りです。内水面(川)の釣りです。
というと、では担当はこちらの部署ですね、となっていました。
それはそれで、割り振られる部署は対応するのですが、
こうした仕事の仕方でやっていると、なかなか
情報が蓄積されることもないし、まして蓄積した物を分析するというのは
到底できないということなので、今までずっとお話をしてきたとおり、
釣りにも目を向けてちゃんと釣りだとか釣り人と関わって行こうという風に
なってきましたので、じゃあ、そこに専門の職員を置いたら良いのではないか
ということでできたのがこのポストです。

 第11話 釣り人の位置付け2005.4.2
これまでみてきたデータの示す状況から
水産行政をはじめとして、関係者が釣りを
どのように見ているかというようなことを少し
見て行きたいと思います。(※画像11参照)
今まで話をしてきた要素は3つ位あって、
ひとつは水産基本法に代表される資源の持続的な利用
という概念が認識されるようになったことです。
それから、もうひとつは遊漁によって、釣りによって
捕られる魚の量というのは、一定量あるということ。
もうひとつは、漁業者数は今後も減少を続けて
行くということです。(第10話参照)
で、これらを加味すると、今後の流れとして水産施策、
環境施策も入れてますけど、少なくとも水産施策の方では
資源利用者の釣り人が、これまで以上に強く
意識されるようになる、これは確実です。
釣りだって、魚を捕ってるんだろうと、インパクトを与えているんじゃないかと、
いう見方です。
ここには書いてませんが、その結果として何が起こってくるか?
ということで、ひとつには、先程、種苗放流のお話をしましたけど、
種苗放流に対し、釣り人も当然、お金を出すべきだろうと、
費用負担と言っていますけれど、釣り人もマダイ、ヒラメを
筆頭に栽培漁業の恩恵を蒙っているのですから、それはお金を出して
貰おうじゃないかという考え方ですね。
既に協力金という形ですけど、神奈川県の相模湾、
それから静岡県の伊豆半島一円では、マダイの船釣りで釣り人から
協力金として200円づつ徴収する取り組みが、
神奈川は3年か4年前から、伊豆半島は去年(平成16年)
から始まっています。
神奈川県は釣り船屋さんの数が非常に多く、釣り人も首都圏
ということで非常に多くて、水産関係者の間では有名な話なんですけれども、
相模湾で神奈川県が調べたところ、相模湾で漁業者が捕っている
マダイの量よりも釣り人が釣り船に乗って釣っているマダイの量
の方が多いという結果が出ています。
3〜4年調査しているのですが、全く変っていなくて、
釣りの方が沢山捕っているということなのです。
そうなってくると相模湾でも当然、マダイの種苗放流を行なっているのですが、
この魚一体誰のために放しているんだろうか?
誰が利用しているんだ?というのが、益々、強まってくるというような話です。
釣り人からお金をとれないのか?特に種苗放流に関して、
栽培漁業に関してお金を取れないのか?というのは、水産庁が10年位、
いや20年位になるんですけど、いろんなサイドから言われて、
中々結論が出ないのですけれども、ずっと背負っている宿題の典型です。
これは、釣りに対するひとつの見方なのですが、水産的視点とでも
いっておけば良いのでしょうけど、もう少し違う見方
をこの後でお話しします。
ここまでは海の話ばかりになってしまいましたけど、
内水面に関してもう少し後の部分で説明します。
ここに書いてある認識の上に立って、水産庁がここ数年何をやって
きたのかと言うことをお話して、この項目は終わりにしたいと
思います。
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