やっさんの愛羅撫野尻よろしく哀愁
ハーイ!ようこそ、やすたけワールドへ!(どっかであったよな・・・爆)
このページは長野を中心にした日々の出来事や
野尻湖での僕の釣行記などモロモロ、ご覧頂いている皆様に
提供しちゃったりなんかしちゃったりするコーナーです。
今後ともごひいきに、よろしく哀愁!!


 第5話 水産基本計画2005.3.28
水産基本法が出来て、その理念を更に具体化させて
もう少し細かく書いたのが、ここに書いてある(※画像5参照)
水産基本計画という部分なのですけれども、今後、10年位で、
まあ、平成14年に出来たものですから、平成14年から
10年間位の間に、具体的に何をやっていくのか、
ということを考えながら政府が策定したものです。
ここに書いている安定供給の確保という中に、更に資源の保存、
管理という項目があって、更にその中に細かいことが書いてあります。
【TAC】という話し、というかこの言葉を聞いた事のある方、
いらっしゃるかも知れません。海の方の話ですけど、
代表的な水産資源であるイワシとかアジだとかサバだとか、
そういった魚は国がどれくらい捕って良いかという事を決めてですね、
もちろん調査に基づいてなのですけれども、
漁獲可能量というものを設定しています。
これが一般的な資源管理のツールなのですけれども、
そんなのと並列に並んで遊漁の管理、役所は「管理」
という言葉が大好きなので、何かといえば管理なのですけれども、
【遊漁の管理】という言葉が入っているということなのです。
こうしたベースの上で、釣りに関する政策もやっていると
いうことになっているのですが、それでは行政は釣り人を
どうみているのか、ということをデータなんかも紹介しながら
説明していきたいと思います。

 第4話 水産基準法2005.3.27
次に、制度との関係ということで、水産行政が
釣りをどのように捉えているかを暫くお話して
いきたいと思います。
ここに、【水産基本法】と書いておりますけど、
(※画像4参照)平成13年に出来た比較的新しい法律です。
現在の水産施策というものは、これをベースに
組み立てられています。
水産基本法には、基本理念というものが2プラス1
というような形で規定されていて、一つは水産業の
健全な発展ということですね。
それからもう一つは国民に対する水産物の安定供給、
これらを実現するために、水産資源を適切に保存、管理
していきましょう、そのことを推進しましょう、
ということが基本理念として掲げられています。
釣りとの絡みでは【6条】のところですね、ここに漁業者の
責務とですね、漁業者以外の責務が並べてあって、漁業者は
当然、水産業者のなかに入っているのですけど、基本理念の
実現に主体的に取り組むように努めるようにする。
で、釣りとの関係はここですね。【漁業者以外の者であって、
水産動植物の採捕及びこれに関連する活動を行うもの】
と書いてあって、これってなんだか良く解らないと思うのですけど、
これが【釣り人】ということなのです。
「釣り人」は制度用語ではなくて、制度用語では「遊漁者」と
言っていますけど、最初の方の下線の意味しているものは、釣り人。
それから、もう一つは、釣り船屋さん、遊漁船業者と呼んでいます。
ほとんど同じ人がやっていますが、漁業のほうは第一次産業として
水産業のほうに入っていて、同じ人が同じ船でやっていても、
お客さんを乗せていると、サービス業になるので水産業から外れて
きていて「漁業者以外の者であって…」というところに入ってくる訳なのです。
ですから、【漁業者以外の者であって、水産動植物の採捕及びこれに
関連する活動を行うもの】とは、大まかに釣り人と釣り船屋さん、
という様に考えて頂ければ良いと思います。
で、その人たちは「水産に関する施策の実施について協力しなければならない」
というように規定されていて、これが何を意味しているかというと、
遊漁だとか遊漁者だとかを基本理念にあるように、資源の利用という観点から
施策の対象として位置づけたということなります。
水産基本法が出来る前は何もしてなかったのかというと、そんな事は
なかったのですけど、基本法が出来るときに、資源の利用という観点から
より位置づけを高めてというか、明記したということです。
で、ここには書いていませんが、別のところの規定には都市と漁村との
交流というような言葉があって、そこにも遊漁がらみの話があってですね、
それはよく言うのですけれども、遊漁と漁業との共存も指向している
といった言い方をしています。
都市と漁村との交流、そんな話になってくると、本日の集いの
副題のなかに【地域振興】というのがあるのですけど、
そんなところとの接点も出てくるということです。


 第3話 釣りと制度2005.3.26
(※画像3参照)では、本題に入って行くのですけれども、
たった今、釣りが趣味だからうるさい事言わないでも…
というお話をしたばっかりなのですけれども、じゃあ、
なんで水産庁の役人がここへ来て皆さんの前でお話ししようと
いう事になったのかと言うことをお話ししたいと思います。
その理由はここに書いてある話なのですけれども、
釣りという趣味だとか魚を捕る行為は、制度との関係で
他のレジャーとは違う特徴を持っているということです。
ほとんどの趣味レジャーでは、まあ、スポーツでしたら
競技ルールがありますし、スポーツでないもの、例えば
山登りでしたら山道ですれ違ったら会釈しましょう、
みたいなマナーが存在します。
ただ、それは破ってだとか著しく逸脱しても、多分、
仲間内で責められたりとか、仲間外れにされたりだとか、
非難はされるんでしょうけれども、だからって捕まるような
ものではないということなのですけれども、一方で釣りの方はどうか?
っていう話になると、あんまり酷いことになると実は手がうしろに
まわってしまう、捕まってしまうということがあるんですね。
それは、何故か?っていうと、ここに書いてある通り、
【強制力を持ったルール】これが、すなわち【法制度】という
訳なのですけれども、これが存在しているということなのですね。
そこがほかの趣味と大きく違う所なのですけれども、
理由はふたつあって、一つは魚が「無主物」であること。
そこら辺を泳いでいる魚は持ち主がある訳ではないので、無主物である
野生生物を公共水面と呼んでいますけれども、まあ、普通の水辺って、いう事ですよね。
そこで採捕、制度用語では魚を捕る事を採捕と呼んでいますが、
魚を追いかけているので、一定のルールが必要になってくるということです。
それから、もう一つは、この公共水面で釣りとほとんど同じ行為である漁業が
行なわれていること、だから何かしら調整をしていかなければいけなくなる、
という問題がでてくることです。
で、このような構造に近い趣味としては、狩猟なんかが近いと言えば近いのですが、
狩猟には鉄砲の要素があって、行為とは別に人と銃が厳格に管理されているのが
特徴なのと、もうひとつは、狩猟はやっている方はいらっしゃいますけど、
やはりあまりにも数が少なくて、今の日本では少し特殊な趣味だということですね。
それから、もう一つ似ているのは山菜取りなんかですね。これも公共空間での
無主物の採取ということで釣りと構造としては似ているのですが、
山菜取りもやはり人が少なくてですね、だからときどき笑い話として
仲間内で話すのですけど、もうちょっと山菜取りやる人が多くて、例えば
100倍位になると、役所が山菜取り規制法みたいなものを造るはずなのです。
ですが、これも中々そうはいかないというか、そのようになっていない
ということで、結果として、これだけやっている人が多い、
一杯いるという中で、制度に組み込まれているような趣味は多分、【釣りだけ】
というようになっている訳ですね。
それで、野生生物を利用していること、それから漁業が関係していること、
これは、これかららお話することのキーワードになるのでちょっと覚えて頂ければと思います。


 第2話 本発表の構成2005.3.25
それでは、始めに今日お話しさせて頂く内容の構成を
少し述べていきたいと思います。
(※画像2参照)上の二つは役所が釣りをどういうふうに
捉えているかということと最近のトピックで、これからの
釣りを考える上で参考にして頂きたいと思います。
それから次の二つは、それを踏まえて皆さんに考えて頂きたい
という事を少しお話し出来ればと思っています。
私は、自分でも釣りをするのですが、釣りは趣味だから楽しく
やっているのが一番良くて、役人にうるさいこと言われないのが
幸せではないかという気がしています。
ですから、私の話も「なんか、これ絶対やってくださいね!」
って、言う話ではなくてですね、皆さんがこれからやっていこうと、
取り組んで行こう!という時のネタに繋げていければ
いいのではないかと思っています。

 第1話 水産庁・釣人専門官 桜井氏 登場!!2005.3.25
愛羅撫野尻ご覧の皆様、大変遅くなりましたが
今月の13日下諏訪の総合文化センターにて日釣振長野県支部にて
開催されたシンポジウム【釣りと環境を考えるin信州】の模様を
テープで文書として水産庁の桜井釣り人専門官の確認の基、
連続的に公開して行きたいと思います。
先ずは、第1話となりますが、完結までは30話位にもなる長文です。
実はこの作業を行なっている上で自分も数々の事を改めて学ばせて頂きました。
普段、我々が休日の余暇として水辺に繰り出し当たり前のように竿を振り
魚を捕らえる、けれどそこには数知れない大きな役割と規則が兼ね備えられて
いるということ。
他の趣味の中では釣以外に法律や規則がここまで、当て嵌められている
遊びは、そう他に無いのではと感じました。
だからこそ、僕らはこれから書く基本的な要素を含めた内容をもっと
熟知して責任を持っていくべきではないでしょうか?
長文になると、なかなか理解しにくい部分もあると思われますので
少しづつアップして行きますので是非ともご覧頂きたいと思います。

司会者 日釣振 真嶋:
それでは、プログラムに移らせて頂きます。
先ず、最初に、昨年度、水産庁資源管理部沿岸沖合課に
新設されました、「釣人専門官」の初代に任命されました
桜井政和様より【釣りをめぐる状勢と釣り人の対応方法】と題して、
お話しを伺いたいと思います。
それでは、桜井様宜しくお願い致します。

大きな拍手と共に釣人専門官・桜井氏登場!

釣人専門官桜井氏:
皆さん、こんにちは!(元気よく)
只今、ご紹介を頂きました水産庁、桜井と申します。
どうぞ、宜しくお願い致します。
ここに出して貰っている(※画像1参照)釣りをめぐる状勢と釣り人の対応方法
というようなことで、お話をさせて頂きたいと思います。
まあ、釣人専門官ってなんだ?って思っている方は一杯いらっしゃると思いますけど、
あとの話の中でざっと説明をさせて頂きたく時間も取りたいと思います。
今日は、こういった題名で水産庁がいろんな政策をどんな考えでやっているかと
言う事や、全国的に釣りに関していろんな問題が起きているんですけど、
そんな問題を少し紹介して、そこから今後の日本の釣りだとか、あと、
今後の皆さんの釣りだとか活動にどう関わってくるのかという事を少しお話させて
頂きたいと思います。
まぁ、あの役所の話も多いので少し堅い話も入っていますが、
あまり気にせず気楽にお聞き頂ければ良いのではないかと思います。
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